オイラの最近思うこと

地元企業の社長を支える陰の参謀。

はぼまいぐんとう

もうねぇ。しょうもない議論は辞めましょうよ。

歯舞という漢字が読めなかったという問題で
島尻沖縄北方大臣が厳しい糾弾を受けているようだ。

はっきり言ってどうでもいい問題だと思わないだろうか。
一人で沖縄と北方領土にまつわることを全て頭に入れておく
事ははっきり言って出来ない。歯舞ば読めないことは日本人
として少しお粗末ではあろうが、読めない人も多く居ることも
事実として受け止める程度でいいと思わないだろうか。

麻生元総理(現副大臣兼金融大臣)が漢字が読めないと猛烈な
バッシングに合っていたことを思い出す。私自身も漢字には
非常に疎く、漢字検定3級でさえも取れないレベルである。
日常生活にも実際に困るレベルである。しかしながら人なので
一長一短があり、他で実力を持つ者が大臣級の人々なのでは
ないだろうか?

地元民としては複雑な気持ちを持っておられるかもしれないが
北方領土問題解決とは別次元の話である。そこを踏まえて
いつもの様な小さなことの傷口を広げ、塩を擦り込んでいくかの
ような報道は自粛すべきである。週刊誌としての小ネタ程度なら
分かるが、新聞の記事として伝えるには新聞社の品格が問われる。

それだけ新聞記者は品格が問われる仕事なのである。

サラリーマン(会社員)として働くと言うこと

働き方についてがテーマ。

残業代が支払われない。
サービス残業万歳!
支払う程の余力がないし・・・

困っていたり、もはや自慢となる場合もある
残業。日本で働く者として仕方がないと言った
側面もあると思う。

一方、雇用主としては支払ったら会社が潰れ兼ねない
のが実情であろう。そして雇用者(一般に言うサラリーマン)
としては一円でも多くお金は貰いたいし、時間軸を成果と
見ているのだと思う。

この考え方自体が間違っているのである。
一部に例外はあるにせよ、儲けたものを還元する仕組みが
サラリーマンなのだ。企業と言うものの根本を考えて欲しい。

元々は全ての人が雇用主になる人は、お金を儲けたいと思い
事業を拡大していく。どんどん自身の残業は増え(と言うよりも
儲けるためには時間も削らねばならない)土日祝日だって出勤。
どんどん稼ぐ。次第に自分一人では事業を支えきれなくなり質が
低下する。そして、大きくなるにつれて自分では分からない分野が
出てくる場合もある。手が2本でも足りなくなる。だから他の人に
任せる方法を初めて取るのである。これがサラリーマンの誕生だ。

個人事業主から抜け出すと人を雇うことになる。これには雇用契約
結ぶ。こうして雇われる側と雇う側ができるのである。
雇う側(雇用主)は正しく、雇われる人を評価する必要が出てくる。
正しくとは仕事をしてくれているか?を判断するのである。簡単に言えば
利益を生む存在かどうかが問われている。
会社(事業主)としては自身の財産を増やすために人を雇い入れる。
そう考えれば、残業がいかに雇用主の立場からすると小さいものかを
知ることが出来るだろう。雇用主である社長は人一倍働いで事業を拡大し
残業ということを考えずに走ってきたのだから、同じことを求めるのは
社長としては当然の事なのである。

新たな発想なのかもしれないが、サラリーマンを雇うに当たり研究が
多く行われてきた。X理論Y理論に代表される、人は能動的に働くこと
が出来るのか否か?照明や色の効果。そしてインセンティブなど様々な
事が研究され、雇用に影響を与えている。
実際に、給与にインセンティブを取り入れる手法は一般化しており一般企業の
求人票を見ても、「基本給+インセンティブ」と書かれていることは多い。
お金を貰えるなら、と必死で働いている者が多く居る一方で、売れない人は
基本給で生活しなければならない現実もある。

雇用主に求められているのは、社長以下の人より働くことではなく多くの人に
稼いで貰う事を意識することにあると考えている。代表者が決済を行わなければ
ならず、責任は代表者が負わなければならない。自身が設立し顔である以上
社員を自身の身体として育て上げなければならない。

休息を取らせずに、どんどん働かせるのも一つの方法であると私は考えている。
一方でその労働環境が粗悪であれば社員は雇用主の身体として働くことは出来ない。
インセンティブや休暇を自ら取り、雇用主と同様に働くようになる方法だってある。

纏めると、雇用主は社員の鏡でなければならない。同様に社員も雇用主の鏡なのだ。
自らの分身を作り続ける。これがサラリーマンとして働くことなのである。

2016/2/9

人の弱さは生きていれば全ての人が知っているのではないだろうか?

 

例えばたばこをやめるとき。卒煙という言葉がはやり始めてしばらく

経つが、完全にやめることが出来るのは半数程だと言う。

事実そのもののデータがなかなか見つからないが、2010年の大幅な

値上げ時に影響を受けたと答えた人は3割ほど、卒煙・減煙に努めている

人でさえ6割弱である。

考えれば、人は弱いと言うよりも病気や精神状態などが影響していると

考えるべきかもしれない。人の迷った時の選択は意思ではなく流れや

周りの環境が与える影響の方が大きいのだろう。

 

また、感染症など病気についても防ぐことは出来ても毎年、冬になれば

インフルエンザが流行するように、感染症のような気持ちだけでは防ぎ

きれないものも多くある。

 

この何とかなる問題と、どうにもならない問題を同じように語る人が

多くいる。そして、どうにもならない問題に時間を取られている人が

居るのも事実である。

 

例えば安倍首相。お腹を下すのは病気である。

仕方がないことである。しかし彼が無能なわけではないし、一国を守り

繁栄に導く指導者にふさわしい人であることは間違いない。このお腹の

問題を今更出しても解決する問題ではないのである。

 

という、安倍首相を引き合いに出したのは申し訳ないが、私もブランクを

がある。上塗りすることは出来るのかもしれないが、長期休職すると

転職に響くことは避けて通れない道なのである。

 

『企業=社会』と考えてしまうと、面接に落とされ続けて社会に必要ない

人だと考えてしまう。所詮企業としては人材は材であり『モノ』なのである。

企業が人の生活を守ることは今では出来ない。とは言え、生きる最低限は

面倒を見る必要性もある。その部分は日本にいる限り共通認識だろう。

しかしながら、人材教育と言う事は今では難しくなっており事実、私が居る

企業でも今では同期で集まるような教育は行われていない。今必要なのは

自ら学ぶことになっているのだと思う。

先ほど書いた『人材=モノ』という考え方は日本的ではないと言われるかも

しれないが、日本企業自体が自社の従業員に教育を提供する資金を持って

いない。更に正しい言い方をすれば、人にお金を掛ける先行投資を行えていない

のが実態だろう。

 

企業自体が先行投資を行えないのであれば、自身で自腹を切って投資を行う

しかない。セミナーや趣味に自分のお金から支出をして、自分を磨く投資を

するしかないのだと思う。これが出来る様になれば、こちらから企業を選ぶ

ことが出来る様になる。人脈も広がっていくことだろう。

 

こうすることで、いつ会社を辞めても良くなる。

気にせず次のステップへと向かうことが出来るのである。先見性も必要になる

だろうが、自分が向かいたい方向へは自然と足が向くものだ。

 

実体験になるが、今まさに正念場を迎えている。

このブランクをどの様に乗り切るか?社会人として大手企業である程

企業のカラーに染まってしまう。考え方や生き方、変なところでは書類の整理方法

までもが、勤めている会社方式になってしまう。いわば癖のようなものだ。

この癖を次の企業が受け入れてくれるのか?

そして、自分の癖であることに気付くことができるかどうかがカギとなる。

 

営業マンとして数年働くと、なんでも売ることが出来る様になるものだ。

住宅営業で3年程勤めれば何でも売る度胸は出来るだろう。しかし提案営業とは

押し売りの事なのだろうか?iPadを使った押し売りをすれば提案営業なのか?

100枚のパワポのスライドを作れば提案なのか?

 

そう、自分の営業スタイルは提案営業ではないのである。

見かけだけの提案営業だったのだ。これからの営業マンは信頼を勝ち取る為に

データと足を有効に活用しなければならない。ありとあらゆるデータを個人でも

管理出来るだけのツールが出てきている。このデータを基に時期を的確に判断し

アタックすれば、多くの人には響く営業が出来る。カーディーラーの営業方法で

あるが、買い替えの時期や車検時期、そこからオイル交換の時期まで予測すると

言う。クルマから資産状況も分かるのでファイナンス事業にまで手を伸ばす

ことが出来ているし、このデータから次に提案するクルマを予測することも

可能だ。

 

私は良く『あえて比較させる営業』を行ってきた。

顧客に検討する猶予を与えるのである。この猶予を与えれば相見積を取ることも

可能である。同条件で相見積を取られると、資料もそもまま渡る危険もある。

しかし、私はあえて資料作成費なる利益を計上することもあった。プレゼンには

費用が掛かるものだと言う事をユーザーに知ってもらう為である。

それを差し引けば大抵同じような価格が揃う。大手のメーカーになる程、利益を

度外視したような価格を出すことはしばしばある。だからこそ利益の出せる営業を

考える必要があるのである。

 

大切なことは、先行営業を行う事と習ってきた私は『相見積』1つで損をする

営業を行っていたのである。その悪しき慣習を上手くかわす方法と言うのは

数少ない。人がやらないことをするというのは、勇気が必要なことである。

もちろん理解を得るのは難しい。

 

プライドやブランドが邪魔をする。

これこそが本当の人の弱さなんじゃないだろうか?アプローチの方法は1つではない。

無名であろうとも、いや悪しき名前であっても一発逆転のチャンスは常に存在する。

そして間違っているだろうこと。これは資産家やお金持ちや一流ビジネスマンが1つの

型にハマる訳ではないと言う事。もし1つの型にハマっているのであれば多くの人が

資産家になっている。この事実を受け留めないといけない。