運輸業の悲鳴をどうにかする方法
私も小さいながら、運送業に携わっている。
別段自分自身が、運転するわけでもないが
・対顧客交渉
・行政との交渉
・運行の管理
などなど、表立ったことは私がすることになる。
近年のドライバー不足だって、馬鹿にできない。
どうやったら入社してもらえるかを考え、採用活動も行う。
もちろん、需要の上下を予測しながら活動しなければならない。(断る・クレームは
零細企業ともなれば会社がなくなる。)
そんなこんなで、私が重視していることがある。
”請けた仕事の高速道路代金を、往復分もらうことである。”
何が言いたいのか?
運送業ってのは、
安く!迅速に!!がモットーだ!!!
とおっしゃるだろう。
しかしながら、人は居ないし、長時間労働も認めてもらえない。
となれば、一番人件費を削りつつ、労働基準を守る最善の方法は速度を上げる
ことになる。つまりは、高速道路を利用することだ。
これは、ドライバーにもメリットが大きい。(疲れ具合がちがう)
つまり、人件費の節約をしつつ、有料道を価格に転嫁する。
これが現状のベストな選択だと思う。
となれば、各行政も高速道路代金の大幅な値引きor無償化の議論を再開すべきだろう。
しかし、近年の宅配業者は厳しい。
われわれ幹線・ローリー系の運送業は高速道路の利用で、多少はマシになる。
この、高速道利用によって、少しでも宅配事業者へ人がシフトし、楽になる日が
くることを願う。(もう少しバイク便はやる人がいそうだけどね)